HF-PLC Watching Site

2005-10-31

業界レポート??

http://tenshoku.inte.co.jp/msn/news/0352.html
この程度の理解力で”業界レポート”なるものを
公にするあるのですね。業界から見たら、
3年前からタイムスリップしたようでお笑いの対象にしか
ならないのでは?

研究会でも座長に”見識を疑う”と言い渡された方がいたようですが、
最後のあたりは事実と正反対ですから
恣意的に書いていれば悪質です。

パブコメになったので久々Watchingしてますが
あきれるものばかり。
23:29:43 - jl1kra -

村上健一郎さんによるコメント:

PLCが話題になっているので、エレクトロニクス会社各社から資料をもらってまったく素人の人がまとめたのでしょうね。
資料を渡したほうはともかく、書いた本人には格別の意図はなかったのではないでしょうね。
実は私も昔似たような仕事をしていて、いくらやってもキャリアにならないように思ってやめたのです。
(投稿日時:2005-11-01 20:10:12)
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次回の実験と称した宣伝は,横浜で

11月16-18日に横浜で開催されるEmbedded Technology 2005のブース番号V-007で,デモが行われます。
興味ある展示でしょうから,しっかり見てきましょう!

<11月3日追記>
偽装LANケーブル使用疑惑が出たため,この展示会はますますオモシロイものとなってきましたね。
19:42:45 - ohishi - コメント0件(追加)

2005-10-30

スイス主管庁OfcomによるIndoor PLC実験報告

2005-10-4既報「CEマーク付きPLCモデムでも強烈な混信」のスイス主管庁による報告の基になったと思われる実験報告です。CIAJはブリュッセルで「3年前にCEマークを得た機器でPLCの実用化が始まって以来、PLCに起因すると確認された重大な干渉は生じていない」と聞いてきたようですが(資料10-2(pdf))、実際はそうでもないようで。

なお、「Report PLC at Solothurn (4380 kb)」では一部の図が欠落していますが、英語版を準備できず独語又は仏語しかないものですので、その下のリンクから拾ってください。

ちなみにスイスは多言語国家なので、言語により主管庁の略称が異なります。

仏語(英語):OFCOM
独語:BAKOM
伊語:UFCOM
11:59:05 - jr9mfk - コメント0件(追加)

2005-10-29

【WPC EXPO】アンケート結果2003→2004、知名度伸びるも利用希望伸びず

WPC EXPO 2004PLC-Jブースでのアンケート結果(かっこ内は前年比)

Q PLCをご存知でしたか?
 →知っていた 67.5%(+5.9%)

Q PLCを利用したいですか?
 →利用したい 90.8%(+0.9%)

Q PLCを使いたい用途は?(複数回答可)
 →インターネット 53.1%(+4.1%)
  業務用ネットワーク 34.3%(-3.2%)
  ホームネットワーク 11.5%(-0.0%)
(PLC-Jブース配布資料(05.10)より原文のまま)

知名度が上がった割に利用希望は伸びていない。新たに知った人の大多数は利用したくないと考えているのだろう。
23:05:32 - jr9mfk -

ohishiさんによるコメント:

統計としてはバイアスがかかった母集団なので意味ないですね。興味のないブースのアンケートになんか答えないですから。どうせ統計を取るならWPC EXPOの入場ゲート当たりでやらなくっちゃ。
都合の良い数字「だけ」を出したがるのは隠蔽を文化とする日本企業の常なんでしょう。
(投稿日時:2005-10-29 23:19:26)

村上健一郎さんによるコメント:

サクラも混じってるんだろう。
(投稿日時:2005-10-30 11:25:29)

ohishiさんによるコメント:

PLC-J構成企業関係者がほとんどなのでは?だいたいPLCって知名度がほとんどないのに,ブースに来てアンケートに答えた人の7割弱が知っていると答えたことからしても,「もともとPLCを知っている」人がアンケートに答えた主たる人であることが推測される。
欧米じゃ,誰も知らないんだから。
(投稿日時:2005-11-03 17:07:48)
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【WPC EXPO】古河電工が電力線モデム内蔵GE-PON装置を出展

日経コミュニケーション山根小雪記者による記事です。来年製品化したいというのは理解できるが,そりゃぁ無理だよ。どう考えてもね。
19:07:17 - ohishi -

jr9mfkさんによるコメント:

これ、PLC側の物理速度は「最大2.5Mbps」で、光側の物理速度「送受信とも最大1.25Gbps」のわずか500分の1(PLC側の表示が往復2.5Mbpsだとしたら1000分の1)だそうで。

わざわざ光引いても宝の持ち腐れですね。
(投稿日時:2005-10-29 22:38:07)
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【WPC EXPO】電波法を土足で踏みにじるPLC-J

WPC EXPO 2005のPLC-Jブース、デモ用のPLCモデムが2組4台。どちらもコンセントへのACコードとパソコンへのLANケーブルを」つないでて筐体は熱を持ち明らかに稼動状態。

<img src="WPC2005.jpg">
(長方形の穴に消える2本の黒いコードはノートパソコンの電源。左下の2つの白い筐体がPLCモデムで、黒い平行2線のACコードがコンセントへ。水色はLANケーブルで各ノートパソコンと接続)


<img src="WPC2005n.jpg">
(もう1組のモデム。上の写真のモデムと異なりコンセントはアース端子も使っている模様。パソコンに表示された通信速度は約40Mbps。物々しい通風孔にふさわしく銘板記載「AC100V、0.2A」とは思えない発熱あり。写真提供:ohishiさん)


これ、高周波利用設備の不法設置じゃないのか? ちょうど横にいた客が質してましたが、ACを加圧してないとかコンセントの裏はツイストペアケーブルだとか訳のわからない説明ばかり。ACを加圧してないのにモデムがあんなに熱を持つはずないし、たとえコンセントの裏がツイストペアだろうと表に出ているACコードは平行2線。これが不法でなけりゃ漏洩電波低減実験の体裁繕って許可取った松下電器が馬鹿みたい。

ま、パブコメや電波監理審議会も経た許可方針を恣意的に運用するもんだから、完全になめられているのだろう。>関東総合通信局


ちなみに、昨年からPLC-Jのサイトには言い訳が掲載されているが、全然言い訳になっていないことを指摘しておく。電波法第100条電波法施行規則第44条を読めば、「ケーブル搬送設備、平衡二線式裸線搬送設備」以外で電線路に十キロヘルツ以上の高周波電流を通ずる通信設備は、誘導式通信設備の一部を除きすべからく許可又は型式指定が必要であって、「AC100VにPLCモデムの信号が重畳しない」「デモ用コンセントにはAC100Vを印加していない」はいずれも許可不要の理由にならないことが容易に理解できる。「電力線でない」あるいは「定格電圧一〇〇ボルト又は二〇〇ボルト及び定格周波数五〇ヘルツ又は六〇ヘルツの単相交流を通ずる電力線を使用するものでない」との主張は、型式指定の対象外すなわち許可が必要であることを意味するに過ぎない。

もちろん、平行2線のACコードによる通信はケーブル搬送設備や平衡二線式裸線搬送設備でないことは言うまでもない。

《05-10-30追記》
念のため「言い訳」の関係部分を引用しておきます。

>Q13.WPCのデモは違法ではないのか。
>
>A13.デモ用のPLCモデムは、AC100Vと情報信号を分離する改造しており、AC100VにPLCモデムの信号が重畳しないようにしています。また、デモ用コンセントにはAC100Vを印加していないので、違法ではありません。
(引用元:http://www.plc-j.org/faq.htm#q13)
17:11:33 - jr9mfk - コメント15件

2005-10-28

In-house PLC被・与干渉実験結果

ベルギーアマチュア無線連盟による100Mbps屋内PLCの干渉実験結果

いま日本で議論されているCISPR 22相当よりかなり悪い特性のモデム又は電灯線を使ったようだが、スプリアスは130MHzまで観測された。アマチュアへの与干渉ではノッチの深さはアマチュアバンド中央では十分でもバンド端では不十分、被干渉ではアマチュア局がマルチバンドバーチカルアンテナでわずか5W出しただけでpingによるパケット伝送時間は千倍になり、動画伝送はフリーズしてしまったという。PLCでQRPの受信は不可能になるという主張もあるけど、これに干渉を与えないとなると、逆にQRP送信を強いられそう。

妨害を受けた音声のサンプルもある。DRM(30MHz以下のデジタル放送方式)についても実験したというが、定量的結果も音声サンプルも載っていないのが惜しい。
23:59:00 - jr9mfk - コメント0件(追加)

2005-10-27

またまた日経BPの誤報

日経NETWORK11月号(目次)87ページには藤川雅朗記者の署名入りで「HD-PLC」の記事が掲載されています。CEATECの三菱モデムも松下チップとのこと。

しかし、「高速電力線搬送通信に関する研究会ではようやく,推進派と反対派がPLCの出す電磁ノイズの許容値に合意した」との大誤報。この会社どの雑誌も信頼できないのね。
23:19:08 - jr9mfk -

ohishiさんによるコメント:

意図的な世論操作でしょうよ。マスコミが世の中を動かせると思いこんでいる記者がよくやることです。動かせないんだがねぇ。
(投稿日時:2005-10-28 00:08:19)

村上健一郎さんによるコメント:

最近は日経本紙でも「大本営陸海軍部発表」みたいな記事が増えました。ご当人たちはクオリティペーパーとその子どもたちみたいに思っていますが、こんな記事を書いているようではね…
ところでわたしもPLCを考えるブログをはじめました。
http://plaza.rakuten.co.jp/...
(投稿日時:2005-10-28 09:08:21)

JL1KRA/1さんによるコメント:

お久しぶりです。
MTSAT(運輸多目的衛星)も相当にコケているようです。
結局枯れた技術が一番のライフラインと思われます。
かかる状況でHFをないがしろにしているわけでして、愚かしい限り。
(投稿日時:2005-10-29 00:50:15)
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新たな短波帯PLC実験に免許

おはようございます。
詳細は総務省関東総合通信局の公式発表をどうぞ。
05:35:09 - ISHIZAKI -

JS1KQQさんによるコメント:

どう見ても松下電器のは実験ではなく宣伝なので、総務省の行政相談
http://www.kanto-bt.go.jp/q...
へ、免許の適用を厳密にするよう要望を出しました。
(投稿日時:2005-10-27 23:25:35)

jr9mfkさんによるコメント:

東北でも許可が出ました。
http://www.ttb.go.jp/hodo/h...
(投稿日時:2005-10-27 23:44:17)
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2005-10-26

WPC EXPO 2005 ブース番号3410

またまたWPC EXPOでPLC-Jブースが設置されています。詳しくはこちら。連絡先は(おかしいなぁ,確か経団連として研究会に参加していた)日立製作所の方です。

「出展製品および展示の見どころ」には以下の文言が・・・

21世紀の本格的情報化社会を迎え、情報技術が驚くべきスピードで進化していく中、人間の飽くなき探究心が、またひとつ新技術を生み出しました。電力線通信(PLC : Power Line Communication)と呼ばれ、電力線を双方向の情報伝送路に変える新技術です。これにより、コンセントさえあればどこでも情報のやりとりができます。PLCは欧米、韓国、中国など海外で既に実用化されており、日本でも実用化に向けて電力線からの漏洩電界を抑える技術の開発に力を入れています。この展示会では高速電力線通信推進協議会(PLC-J、会員48社)の会員各社のモデムを一堂に集めて展示します。さらにPLCモデムを用いた高速インターネットアクセスを体験頂けます。

どなたかレポートをお願いします。短波ラジオを持ち込んでみてはいかがでしょうか?
16:52:18 - ohishi -

あーるのこんぺさんによるコメント:

業務で行ってきました。ブースではN社、S社のデモが展示していました。他にP社は”自社のブース”でCEATECと同じパネルでデモ。これ以上は勘弁!
(投稿日時:2005-10-29 00:50:35)
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2005-10-25

米シンクタンク、BPL/PLCに黄信号

シンクタンクの将来予想というものは、企業にレポートを売るため薔薇色の未来を示すことが多いのですが、米ABI Researchはそうでないようです(プレスリリースレポート目次)。

Wi-Fiには勝てない、Wi-Fiの補完としても商売にならないだろう、と辛口の見方です。
00:38:47 - jr9mfk -

ohishiさんによるコメント:

PLCが有利になるのは,「Wi-Fiが使えない所」だろうとも書いてありますね。
その一方,The real momentum for non-homogeneous home networking providers comes from the consumer electronics vendors. Their role may help determine the future of PLC: the jury is still out."
と,in-house系PLCは情報家電に採用されるかどうかがカギとなるとの予測も書かれていますね。
(投稿日時:2005-10-25 18:56:09)

jr9mfkさんによるコメント:

最後の5語、 "the jury is still out." が効いているような。「ほんでもあかんやろ」と。
(投稿日時:2005-10-25 22:06:39)
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2005-10-22

ARRL,Manassas市のBPLシステムを停止するようFCCに要請

アメリカでの動きを転送します。日本でもこういうことをやらないといけないでしょうね。「継続的な障害」はどんどん報告しましょう。

From Microwaves & RF UPDATE October 21, 2005:

ARRL Asks FCC To Shut Down Manassas BPL System

Last issue, it was reported that Manassas, VA had gone to a full-scale broadband over powerline (BPL) communications system for high-speed internet access over power lines. In response to the full-scale deployment of the system, and the effects of its interference on other radio systems, the Amateur Radio Relay League (ARRL) has asked the Federal Communications Commission (FCC) to instruct the city to shut down the system. Communications Technologies (COMTek) operates the system for the city over the municipally owned electric power grid. ARRL cites the system as a source of harmful interference for amateur radio operators and "is not compliant with applicable FCC Part 15 regulations" according to the ARRL's 16-page filing with the FCC. A copy of the ARRL's
filing with the FCC is available on the ARRL web site.

ARRL ---> click here
COMTek ---> click here
FCC ---> click here
18:56:46 - ohishi -

jr9mfkさんによるコメント:

Timesdispatch.comでも報じられています。
http://www.timesdispatch.co...
(投稿日時:2005-10-26 00:05:24)
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2005-10-21

パブリックコメント開始

高速電力線搬送通信に関する研究会の第10回会合でパブリックコメントにかけることとなった共存条件案についての意見募集がアナウンスされました.
意見の提出期限は11月21日1700(郵送の場合は当日消印有効)です.
詳しくは総務省報道資料をどうぞ.
20:13:57 - jh5esm -

ーるさんによるコメント:

コメント書きは月曜日のお仕事です。皆さん、配布資料をよく読んで理解して、コメント考えて下さいね。未だ、関係者なのに間違ったことを言っている方が多すぎ。
(投稿日時:2005-10-21 22:27:24)

あーるのこんぺさんによるコメント:

すみません、上記は”あーるのこんぺ”です。
(投稿日時:2005-10-21 22:28:41)
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2005-10-20

短波帯PLC実験の変更

今晩は。今回の変更は設備の追加とのことです。
詳細は総務省近畿総合通信局の公式発表(PDF)をどうぞ。
22:11:22 - ISHIZAKI - コメント0件(追加)

2005-10-19

電力線通信の業界団体「HomePlug」,日本でセミナーを開催へ

日経BPに出ている記事です。(購読には,無料登録が必要)。
11月16日にシャープの幕張オフィスで開催されます。参加無料で昼食付き。参加申し込みはこちらから。
早く申し込んだ方が情報収集にはよろしいようで。
16:23:49 - ohishi - コメント0件(追加)

2005-10-14

米PPL、BPLから撤退し光ファイバーに集中

米ペンシルベニア州アレンタウンの電力・ガス会社PPLは、BPLの試験サービスを今月末で終了し、光ファイバー通信に集中する旨発表しました(プレスリリース、地元紙Morning Call記事)。

やはり、商売にならないようですね。
00:18:18 - jr9mfk -

村上健一郎さんによるコメント:

直接関係ないのですが、名古屋の短波愛好者団体、名古屋DXer'sサークルのサイトに下記内容が掲載されました。
私としては短波愛好者すべてに至急周知すべき内容と思い転載しました。
http://www.ndxc.org/plc.html

大阪大学北川先生からのメール
3年前の公聴会でお世話になった北川先生からのメールをいただきましたので転載します。 BCLの皆様、

いよいよ高速電力線搬送通信に関する研究会もパブコメ勝負となってきました。
この研究会に、短波放送の立場から唯一構成員として参加されているラジオ日経の林技師長から、
BCLの皆さんに伝言がありますので、お伝えさせていただきます。

私(北川先生)が起案した意見書は、林技師長に補強していただき、日経ラジオから提出していただきました。
その意見書を、日経ラジオのWeblogで公開しています。
http://blog.radionikkei.jp/...

研究会では、短波放送についてITU-Rの勧告に基づいて主張せざるを得ず、
BCLの世界で言うDXとかWeak signalについてはカバーできませんでした。
この点について、林さんは非常に責任を感じておられるのですが、
決して日経ラジオの保護だけを主張されたわけではなく、
海外からの放送の保護もきちんと主張されました。
しかし、弱い信号の受信については、BCLやBCL団体がパブコメで主張してゆくしかないと思います。

以下、林さんからのメールの一部を紹介します。
------------------------------------------------------
ブログ掲載は、短波放送リスナーの皆様に、今後予定されていますパブリックコメント、
情報通信審議会に向けて、意見提出の機会を逃さないようにして頂くことを目的としています。

今回の件で、BCL・SWLの皆様への配慮が全く行えていません。
当社は30年前の「BCLブーム」で大変皆様に御世話様に成っています。
その御恩が返せず、研究会の場でもフォローができませんでした。
しかし、当社は、BCL・SWLの皆様とは関係の深い局と考えています。
当社のブログ掲示板に「BCL・SWLの皆様から寄せられた意見」という様な形で、
BCL・SWLの皆様に意見提供できないものかと考えていました。
御意見頂戴できると幸いです。
(投稿日時:2005-10-16 21:34:19)
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2005-10-13

韓国のPLC関係者と会いました

地球上の某所にて,韓国のPLC関係者と話す機会がありました。そこではPLC経由のリモコン装置の展示などをやっていたので,「韓国でのPLC市場はどんなものか?」と尋ねました。小声で「非常に小さい・・・」という返事が返ってきました。

これが実際のところでしょう。10月6日に韓国でPLCの先が見えないとの投稿がありましたが,関係者が「市場が小さい」と言うくらいですから本当に小さいのだと思われます。
22:54:08 - ohishi -

あーるのこんぺさんによるコメント:

某研究会とか各社各団体行事に”業務”で顔出している”あーるのこんぺ”です。
私も地球上某所で隣国の関係者から、同じことを聞いてます。PLCのメリットがイマイチ解からない。
(投稿日時:2005-10-21 22:17:25)
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2005-10-11

フォトレポート:実用化が迫る電力線通信

CNET JapanにCEATECの様子を伝える写真記事が出ています。この記事では「商用化は数年後とみられる」とのこと。報道する会社によって来年早々と言ったり,数年後と言ったり,まちまちですね。

残念ながらCEATECには行けませんでしたが,写真をみる限りモデムが非常に大きいなぁ,という感想を持ちました。もちろんPLC推進企業はこんな大きなモデムではだめだということは分かっているでしょうから,販売できるようになれば小型化に努めるでしょう。

ただこの記事が言うように商用化が数年後だとすれば,ますますマーケットが小さくなっているように思うのだが?その頃には確実に802.11nが世の中に出ており,現在のa/b/gのかなりの割合が置き換わっているだろう。実効速度で100Mbps近く出る11nに対抗するほどPLCに魅力が残っている可能性は少ない。

それから各社による報道が,世の中に大きな誤解を生み出していることも分かってきました。曰く,「光ファイバやADSLがいらなくなる。」曰く,「NTTなどの電話会社と契約しなくても電話もできる。」曰く,「電力会社がプロバイダをやる。」

もちろん,全部間違い。こういった誤解はPLC推進企業にとっては大きな誤算である。
18:42:59 - ohishi -

ex WYMさんによるコメント:

私はPLCの実験を見たくてCEATECの会場に行ってきました。
松下のブースに行ってみると非常に多くの人が見物しており、質問している人も多かったのが印象的でした。

しかし、気になったのが説明員の回答内容です。当然のこと(?!)ながら「なぜ規制されているの?」という質問が多く寄せられていたのですが、ある説明員は「他の無線に妨害を与える可能性があると言うことで規制されている。こんな規制があるのは『日本だけ』だ。アメリカにもヨーロッパにも『こんな規制はない』。」と回答。いくらなんでも恣意的な物言いなので閉口してしまいました。
説明員がこのレベルですから、マスコミが勘違いするのも無理はありませんね。自業自得と言ったでしょう。
(投稿日時:2005-10-14 11:04:11)

ohishiさんによるコメント:

「こんな規制」って「どんな規制」を意味しているんでしょうね?無線ユーザーに迷惑をかけてはいけない,という規制のことだろうか?世界中にあるのだが?
(投稿日時:2005-10-14 19:09:16)
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2005-10-08

【CEATEC】松下がPLCの公開実験,HDTV伝送やIP電話を同時に

ご存じでしょうが,日経コミュニケーション山根記者による報道です。
トリプルプレイは初めてと報道されていますが,ISPLC2003でもやっていたんですが。国内で松下がトリプルプレイをするのが初めてということなのでしょうがね。ISPLCの時にIP電話を体験しましたが,けっこういい音質でした。伝送距離は2m程度だったし,他の家電は電力線に繋がっていない状態だったので参考にはならないかもしれませんがね。
漏洩電界測定画面をみるとなかなかオモシロイ。最低値が約30dBμV/mとなっているので座長案はクリアできていない。最大値は44dBμV/mを越えている。家庭内にはない撚り線の電力線を使い,しかも,長さは共振が起きないもの。実環境ではすさまじいことになりそうですね。
松下の説明員によるコメント「測定前の最大値を超えることはほとんどなかった」とあるが,スペアナ画面の真ん中あたりの周波数では結構超えている。数値は40dBμV/mくらいなので,これだと許容値を超えている。測定周波数範囲内では低い値なのに・・・

漏洩しにくい条件でこれではねぇ。
14:54:01 - ohishi -

jr9mfkさんによるコメント:

ASCII24によれば、9月29日の報道発表ではツイストペアだったが、CEATECでは「本物の電力線」とのこと。
http://ascii24.com/news/i/t...

線が本物だろうと、環境が本物とかけ離れていることには違いありません。

#3年前の研究会では「実環境実験」のためにワーキンググループまで置いてたのだがなあ。
(投稿日時:2005-10-08 19:16:26)

おじさんSWLerさんによるコメント:

はじめまして。松下がCEATECで、モデムは規制値案を満たしていると言っていますが、これは今後開発を行う必要は無くて、すぐに発売できる状況だということでしょうか?そうだとすると、規制値案に反対する必要が無いので、そうではないと思うのですが。
このあたり、現状と規制値案の関係が、良く分からないでいます。お分かりになる方、いらっしゃいましたらご説明いただけると助かります。
よろしくお願いします。
(投稿日時:2005-10-10 22:58:09)

ohishiさんによるコメント:

松下さんが「ウチの製品は座長案をクリアできる」と言い張ると,PLC-Jが分裂してしまうと思うんだが。
(投稿日時:2005-10-11 17:45:46)
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2005-10-06

韓国でのインターネットサービスは見通し立たず

朝鮮日報は、7MbpsのLAN用モデムが一対向120000ウォンで発売されたもののそれではまだ高価であること、産業資源部(経済産業省に相当)、韓国電力、PowercommがPLCインターネットプロジェクトに取り組んでいるものの今後の見通しが立たないことを伝えています。
08:08:30 - jr9mfk - コメント4件

2005-10-05

分かっていないのは読売も同じ

屋内限定なのに,ブロードバンドの新たな手段と読売新聞は報道しています。これぢゃ,2チャンネルと同じレベルじゃないか・・・。内容を理解してから正確に報道して欲しい。クレームを入れたのだが,「大筋合意」とは「合意したという意味ではない」という苦しい説明をしたりするんだから・・・。日本語を理解できない記者が増殖しているようですな。
23:53:19 - ohishi -

jr9mfkさんによるコメント:

専門誌でもありずっと研究会を傍聴してきた山根・堀内両記者と、一般紙かつ聞き書きと思われる読売と同じ土俵で比べるのはやや無理があるでしょう。

実際、読売の後に堀内記者の「PLCモデムの通信ポートにおけるノイズ電流(コモンモード電流)の許容量が30dBμAとなった。この値はパソコンなどの情報機器(中略)の通信ポートにおける電流の許容値と同じである」という文章を読むと、読売の「現在パソコンなどから出ている電子雑音以下になるよう」と異なり、電力線につながるPLCモデムの通信ポートと電話線につながる情報機器の通信ポートとでは、同じコモンモード電流でも電力線の方が悪さしそうだ、ということが読み取れます。
(投稿日時:2005-10-06 00:54:22)
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どいつもこいつも日経BPの記者は…

日経バイトの堀内記者の記事

研究会で議論されたこと、少なくとも資料に記載してあることを正確に伝えることすらできないのに「見込み」まで書いてみても正しいわけがない。
「実際に製品が出回るのは年明け」というが、平成18年1月はもとより、平成19年1月すら難しかろう。

だいたい、「横電圧」なんて訳のわからないコトバを出稿されたら、デスクもググってみたりして調べてみるのがいまどきの常識だろうが、それすら行わないから誤りが記事になる。会社全体の体質と判断せざるを得ない。
23:31:31 - jr9mfk -

preさんによるコメント:

横電圧という言葉、確かにgoogleでは12件しか引っかかりませんが、使用しますよ。
縦電圧(対地電圧)に対して横電圧(線間電圧)です。LCLは不平衡減衰量と書くべきだということは同意ですが。
(投稿日時:2005-10-06 10:05:09)

jr9mfkさんによるコメント:

横電圧はわかります。記者とデスクは訳わかっていないだろうと思っただけ。

横電圧が縦方向に変換されるとみたときの損失がLCLですから、「縦方向変換損」と訳されることはありますが、「横電圧」と「LCL」を関連させた用例は見つかりません。 "Longitudinal" という英語を「横」と訳したのではセンスが疑われるからでしょう。
(投稿日時:2005-10-06 23:54:59)
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これって「決着がついた」って言うの?

これまでさんざんPLCを応援してきた日経コミュニケーションとしては待ちに待った「決着」がついたと言いたいのでしょうが,中身は「難問山積」という記事。要するにPLC推進企業が無線業務を保護するための技術を持ち合わせていないことが認定されたということ。

そもそも電力線に高周波を流せば電波は漏れる。例えは悪いかもしれないが,電力線は小さな穴がたくさん開いたホースと考えればいい。電力線通信はそういう欠陥ホースで一所懸命水を流そうとしているようなもの。一気に流そうとしてホースに繋がれたポンプ(モデム)からの送水圧力を上げれば,それだけ勢いよく穴から水(電波)が漏れる。水漏れを減らそうとするにはポンプの送水圧力を下げないといけないが,それだとたくさん水を送ることができない。仕方がないのでポンプからの送り出し方を工夫するのだが,そもそも穴の開いたホースを使っているのだからどうやっても漏れる。穴の開いていないホースを使わない限り,水は漏れるのだ。

穴の開いたホースで水を送ろうとする人がいないことを考えると,PLCを使おうとする人がいないことも明らか。ホースに穴が開いているかどうか調べないで水を送ろうとするオッチョコチョイはいるかもしれないが,送ろうとしても送れないので誰も使わなくなる。「誰も使わない(使えない)」ことが明らかになったという意味では「決着」がついたとも言えなくはないが,これってひどい皮肉になってしまう・・・日経コミュニケーションが皮肉な記事を書くとは思えないからね。デスクが書いた記事に対する皮肉な結果にはなっているが。

松下電器は「全ての製品」にPLCモジュールを組み込むそうだ。本当にそんなことをするなら,電波環境破壊の旗手となる企業になることを宣言したようなものだ。

マスコミを通して「無線保護ができないPLC」という烙印を押されてしまったわけであり,そんな欠陥商品は詐欺もどきの商売でしか売れないだろう。そしていずれは大きな問題に発展する・・・雪印のようになるのかな?

それにしても興味深いのはPLC-J構成会社の反応である。当然複数の会社は座長案には対応できないのだから,PLCで商売するべきかどうか真剣な議論が始まっているだろう。海外製チップを用いたモデムを製作しているところは撤退する可能性のほうが高いのではないだろうか?継続するにはさらなる開発費を投入しないといけないし,マーケットをどのくらい押さえられるかも調査しないといけない。競争相手である無線LANの速度向上,通信可能距離の延伸もめざましい。

松下電器は「冷蔵庫や電子レンジに無線LANを組み込むのか?」とおっしゃるが,そもそもそういう家電をネットに接続する必要性が感じられない。全製品に誰もほしがらないPLCモジュールを組み込み,値段をつり上げることにしか貢献しないのではないだろうか?使いもしない機能を次々加えて「高付加価値・高価格商品」にするのはもう止めて欲しい。ツーカーの「話すだけ」の携帯電話がヒットしている背景を家電業界は真剣に受け止めるべきだ。

04:33:21 - ohishi -

jr9mfkさんによるコメント:

「大難問」と格闘してきた記者としては「決着がついた」が実感だということは理解できます。研究会構成員の一部もそう考えているかもしれません。

ま、相撲にたとえればようやく前相撲を新序三番出世(1勝もできなくても序ノ口に上げてもらう)で切り抜け来場所は番付に四股名が載りそうという段階。UWBのように、平成14年秋場所で序ノ口デビューしてからいまだ関取になって(給金がもらえて)いない例もあります。これからが本番ですね。
(投稿日時:2005-10-05 07:45:32)

HWさんによるコメント:

私はHFをよく利用するアマ無線家の一人なのでPLC通信に関してはかなり興味深いです。PLC-JとJARLの話し合いも比較的行われているようですし、HFはアマ無線家だけでなく、航空、海運等の業界も被害を受ける事はPLC-Jや総務省も分かっているでしょうから静かに見守って行くつもりではあります。
しかし、HF無線通信に影響の出ない対策と言うのを早く見せて欲しいものですね。
(投稿日時:2005-10-05 21:48:26)
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松下電器のプレス説明会

ちょっと古いですが上述の説明会が9月30日にあったそうです。記事の行間を読むと,説明者の歯切れの悪さが見え隠れします。名前も違っているけど,いいのかな?

価格についてですが,「無線LANはGHz帯,PLCはMHz帯だから(量産できれば)安くできるはず」とは如何なる根拠が?筋が通っていないぞぉ。PLC-J構成会社だから論理もへったくれも何もないか。
00:27:42 - ohishi -

JS1KQQさんによるコメント:

初めまして。今日CEATECへ行ったんですが、うかつにも松下のは気づきませんでした。代わりといってはなんですが、TDKのブースでPLC用のフィルタっていうのを展示していたので、説明員に話を聞きました。このフィルタというのが2-30MHzを平均-80dB減衰(ただしインピーダンスは50Ω決めうち)させるというもので、宅内のPLC信号を宅外へ漏洩させないように電力線に挿入するというものです。説明員の話ではこれを入れないと、ほぼ間違いなくPLC信号が宅外へ漏れるとのことです。で問題だったのがその後の発言で、”メーカによってはコストアップを嫌ってフィルタなしでやろうとしている”と言っていた点です。事実とすれば由々しき問題です。電波漏洩はもちろんセキュリティをどうするんでしょう(暗号化?)。減衰量にしても実際の環境では保証のしようがないとも言っていましたし、これでどうやってPLCを実現させるつもりなのでしょうか。不思議です。なお、日本が駄目なら海外で、とも言っていました。長くなって申し訳ありません。ご参考になれば。
(投稿日時:2005-10-05 22:45:11)

ohishiさんによるコメント:

JS1KQQさん,貴重な情報をありがとうございました。日本企業にはモラルなんかないですから。モラルよりはカネが大事。コスト削減のためには「何でも」やるのですから,間違いなく電波公害をまき散らすことになります。屋外への漏洩をさせないことを技術要件に入れさせないといけませんね。
(投稿日時:2005-10-05 23:44:00)
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2005-10-04

またまた、短波帯PLC実験に免許

今晩は。
さて、表題の通り新たな実験に対して免許が交付されて
います。詳細は総務省関東総合通信局の公式発表
どうぞ。
20:48:46 - ISHIZAKI -

ohishiさんによるコメント:

幕張メッセでのデモは漏洩電界低減技術の検証が目的ではないのだから,関東総合通信局は許可を出せないはずだ。これは明らかにルール違反。総務省が自分で決めたルールを自ら破るとは驚き(でもないか。いつものことだからね)

(追記)撚り線の電力線って,家庭内にあったっけ?そうでもしないと漏洩が大きいことを自ら示したってことですな。まぁ,PLCモデムを買ってはみたものの使えないことが口コミで広まって,誰も買わなくなるのは時間の問題。これからの動きがおもしろそうですね。
(投稿日時:2005-10-04 21:37:29)

隠れキリシタンさんによるコメント:

検証実験デモの写真をみると電灯線が撚ってあるように見えます。
気のせいでしょうか?

http://pcweb.mycom.co.jp/ph...
(投稿日時:2005-10-04 22:56:41)

jr9mfkさんによるコメント:

>検証実験デモの写真をみると電灯線が撚ってあるように見えます。

撚ってあることもそうですが、通信距離が波長に比べこんなに短いのでは特別な技術を適用せずともほとんど漏洩しないので、ますます低減技術検証目的とはいえませんなぁ。HD-PLCは通信距離2m以内でのみ適用できる技術というわけではありますまい。

総務大臣が決めたルールを関東総合通信局長が破ったのならば、行政不服審査法に基づく審査請求を出せば、電波法第104条の3第2項の規定により準用する第85条の規定により、電波監理審議会行きになる可能性が高いのでは。

ここで一戦交えます?
(投稿日時:2005-10-04 23:06:02)
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CEマーク付きPLCモデムでも強烈な混信

6月開催された欧州電気通信委員会(ECC)のSpectrum Engineering Working Groupにおいて、スイスからCEマーク付きIn-house PLCモデムの測定の結果、ドイツNB30基準を25?40dB超過する漏洩電界があること、もっとも強い短波放送波すら妨害され聴取不能になること、建物から50m離れた位置でもNB30を超過していること、さらなるPLCモデムの出力低減が必要なことの報告があった(同会合報告書(pdf)25ページ)。

そんな強烈な混信を発生する機器でも取れるCEマークって一体...。
00:01:00 - jr9mfk -

ohishiさんによるコメント:

CE = Compatibility Excessかな?

ところで,同レポート9ページには,欧州でNB30をPLCが無線業務に干渉を与えたときの問題解決基準として使用するという勧告案が審議されていることが記述されています。またスウェーデンは,EN55 022では無線業務が十分に保護できないとの意見を表明したことも書かれています。

どの国や地域でもそうですが,EMC基準を満たしただけではあらゆる無線業務が保護されることが担保されるのではありません。やはり「電波公害」がひどくなる一方であることが分かります。
(投稿日時:2005-10-04 02:18:10)

jr9mfkさんによるコメント:

いえ、もともとEC(欧州委員会)の仏語読みで、関連する指令(この場合はEMC指令)に適合していることを意味しています。

ま、スイスはCEマークの枠組みには参加しておらず、気軽にCEマーク批判ができる立場にあります。EU加盟国がCEマーク批判をするとなれば、EMC指令(少なくともそれに基づく詳細規格)を見直す覚悟が必要ですからね。
(投稿日時:2005-10-04 07:58:12)

隠れキリシタンさんによるコメント:

先程 IT Pro に
[速報]電力線通信の研究会が決着、来年にも実用化へ
という記事がアップされたようです。

にわかには信じ難い内容です。
取り急ぎご報告でした。
(投稿日時:2005-10-04 19:11:49)
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2005-10-03

HomePlug Technology Conferenceでソニー曰く

日経エレクトロニクスは、HomePlugが9月27日および28日に開催したTechnology Conference模様を伝えている
それによると、ソニーの担当者は『アマチュア無線や短波放送との干渉無く利用できる「Coexistence」』をキーワードのひとつとして挙げ、「HomePlug AVはこれらの要素を兼ね備えて」いると説明したとのこと。
株価維持対策のリップサービスに留まらず、ぜひ実現してほしいものだ。
23:37:10 - jr9mfk - コメント0件(追加)

反対派に難問?!

日経コミュニケーションの記事ですが、いつもの山根記者じゃありません。

「モデムが原因となるコモンモード電流を抑えられれば」っつーのは要するに、モデムの出力を下げれば、ということ?

「いきなり違う土俵での判断が要求された」って、判断に足るデータが示されなければ判断できないと返答するだけでしょ。判断に足るデータが示されないのに判断せよとは別に要求されていないと思うけど。

記者にせよデスクにせよ、日経コミュニケーションにとって難問なのは間違いなさそうですけどね。
01:41:22 - jr9mfk -

ohishiさんによるコメント:

許容値案は電界強度で示されていたはずだが?前田デスクは座長提案を読んでいないらしいですね。彼には座長提案の「欠陥」が理解できるかな?日経コミュニケーションにとっては大難問だろう。

以前から日経コミュニケーションの対応には,マスコミとしての中立性がないと思っていましたが,いよいよ明確に表に出してきましたね。「規制緩和」はなんでも「良いこと」とする考えが。山根記者の取材が偏向している理由もこれでよく分かります。

よく影響を考えてから規制緩和を叫んでほしいものです。自動車の排ガスだって,結局は我々の生活・生命を守るために規制強化になった。役人の権限を維持することが目的の規制は不要だが,国民生活を平穏に維持するための規制は「有用」なんです。PLCを規制することは,電波環境を良好に維持する上で必要な規制です。
(投稿日時:2005-10-03 07:13:51)
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