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HF-PLC Watching Site
2006-05-31
今度はシャープが奈良県天理市で実験を開始
今日は。
表題の通り、実験に免許が交付されています。
詳細は
総務省近畿総合通信局の公式発表をどうぞ。
14:16:26 -
ISHIZAKI -
シャープ総合開発センター。西・北・東には山。東には白川ダム。南に名阪国道。周囲に住宅はほとんどなし(同センターの北西にある職員寮の後方に住宅が30軒ほどあるが)。
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2006-05-30
「高速電力線通信のすべて」発刊延期
6月20日発行予定であった
日経BP社の「高速電力線通信のすべて」の発刊予定日が1月延期され,7月20日発刊予定となりました。
CISPR委員会での許容値変更により,場合によっては書籍を発行する当初の目的が失われてしまうのかもしれません。しかしどういった場合でも歴史書という意味はあると思います。
16:38:33 -
ohishi -
現時点で「発売中」と書くのは、出版業界の慣習に照らしても不正ではないでしょうか。しかも、カートまで進むと「お届けまで通常2日?5日ほどかかります」とのこと。
ま、もともと日本語も論理構成も下手な記者が書いているんでしょうし、細かい言い振りに目くじら立てても切りがないのですがね。
私はこの歴史書の予約をしました。内容に大変興味があるので,今から届くのが楽しみです。
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CISPR委員会開催は6月5日14時から三田共用会議所
10:38:42 -
ohishi -
PLCの本が定価19000円、割引で15000円!!!!
何かの悪徳商法とちゃいますか?
実際のところは売れる数が全国で50冊くらいという価格設定ですな。ご愁傷様。
PLC-J会員様は記念に購入するのではないですか?日経BP様には相当お世話になっているのですし,お礼の意味も込めて購入するでしょう。
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2006-05-29
高速電力線搬送通信設備小委員会、放送や電波天文を無視する見解(案)
情報通信審議会CISPR委員会高速電力線搬送通信設備小委員会(第4回)の配布資料が総務省Webサイトに
掲載されました。
資料P4?2「関係者からの意見に対するCISPR委員会の見解(案)」を見てびっくり。日経ラジオ社、JARLほか2名の意見に対し、「短波帯
無線局の多くは周囲雑音により受信性能が制限されているため、この雑音レベルを基準にしてPLC妨害波の許容値を設定しています」との見解を示しています。
記述式で資格を取ったため、電話級アマチュア無線技士(当時)の出題範囲の条文をあらかた暗誦した人間が見たら「はぁ?」と思ってしまいます。何故って、
電波法第2条第5号の『「無線局」とは、無線設備及び無線設備の操作を行う者の総体をいう。但し、
受信のみを目的とするものを含まない。 』という定義によれば、放送や電波天文の受信設備は「無線局」ではありません。この見解(案)は、意見を陳述した短波放送事業者や電波天文学者の意見にまったく応えていないことになります。
では、資料P4?2の「無線局」を「無線局
及び受信設備」に訂正すれば済むかといえば然に非ず。「高速電力線搬送通信に関する研究会」
報告書(pdf)にも添付されている資料9-4「高速電力線搬送通信と短波放送の共存検証実験報告書」(平成17年9月26日;PLC-J、(株)日経ラジオ社、日本放送協会、ソニー(株))によれば、短波ラジオ電界強度40dBμV/mの場合、Businessでも周囲雑音(14.9dBμV/m)より10dB以上低い4dBμV/mのOFDM方式PLC妨害波で検知限(平均評価値4.5)に達することがわかります。つまり、周囲雑音より10dB以上低い値を基準にしてPLC妨害波の許容値を設定しないと、放送の受信設備を考慮したとはいえません。
(資料9-4図5に環境雑音(赤)、検知限(緑)及びそれを満たすためのPLC妨害波最大許容レベル(青)を加筆。ラジオNIKKEIPLC(高速電力線搬送通信を考えるとの間で相互無断引用)
ちなみに、2006-05-23既報の日経コミュニケーション前田記者の記事では、「航空管制官は環境雑音より6dB低いレベルの雑音が発生してもノイズが増えたと感じるとの実験結果が出た」(国土交通省)という発言があったと伝えられていますが、これまた研究会報告書に添付されている資料9-3(2005年9月26日;高速電力線通信推進協議会)には環境雑音より6dB低いレベルからの実験結果しかありませんので、実際には環境雑音から6dB低い基準どころでは済まず、もっと厳しくしないと航空管制に影響を与える可能性も否定できません。
#ところで、「短波帯無線局の多く」って具体的に何?>高速電力線搬送通信設備小委員会
23:44:00 -
jr9mfk -
「みんなが言っている」とよく言いますが,みんなとは「自分の周りにいる意見が同じ人」を指しますね。
短波帯無線局の多くも同じ。小委員会構成員の考えに合致する感度の低い無線局だけを指します。都合の悪いものは決して目にも耳にも入りませんのです。
ところで電波天文局などの受信専用局は無線局ではないので共存検討対象に入らないと言いたいのでは?以前研究会の見解として,医療関連機器への影響は検討対象外と公表していますから同じ流れなのかも。都合の悪いものは検討対象からはずすことにするなんて,素晴らしい意志決定機構だ!
展開が早いです。もう次回来週とは!と言うわけで、とうとう「法令等遵守調査室」にメール出しました。私のブログにも本文をおきました。もしも追加などがあれば、別途申し出ていただけると有り難いです。さすがに突っ込みどころばかりで、何を書いたらよいのか選ぶのに苦労しました。3通も届けば大きな力です。ところで今までにも誰か「法令等遵守調査室」に通報をしているかなあ?
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2006-05-28
スペインPuerto RealでPLCサービスを全市内で開始
Diario de Cadiz誌のオンライン版(スペイン語です)によると,スペイン・アンダルシア地方のPuerto Real市全域で5月よりPLC商用サービスが開始されたようです。同記事ではENDESA社が実施していた試験サービスの苦境ぶりはあまり書かれていません。
これに対し
スペインアマチュア無線連盟(Union Radioaficionados Espanoles)でいろいろ意見交換が行われている模様。
2006-05-25
米主管庁、「PLCの屋内利用の計画はみられない」とITU-Rで説明
PLTからの干渉に対する80MHz以下の放送の保護基準を定めるITU-R勧告案(
2005-11-18既報)については、ITU加盟190か国中、米1か国のみの反対により次回
総会(2007年10月)より前の勧告化が困難になっているところですが、
情報通信審議会情報通信技術分科会ITU?R部会放送業務委員会(第21回)に提出されたWP6E会合報告書によると、米主管庁は同会合で、「米ではPLT は屋外が主であり、屋内の計画は見られない」と説明したとのことです。
もともと、米FCCは競争促進を主目的にCATV、DSLに続く第三のブロードバンドアクセス手段としてBPLを導入したと言われてきましたが、屋内系を無視する発言はそのような見方を裏付けるものでしょう。
しかしながら、そのような狙いに反しアクセス系BPLも低迷しており、FCC自身、高速インターネット統計において光ファイバーを切り離してその普及を誇示するとともに、BPLの低迷を隠さなくなったことについては
2006-04-23既報のとおりで、光ファイバー864,831加入、電力線その他4,872加入と大差がついてしまっては、もはや「第三のブロードバンドアクセス手段」の地位は光ファイバーだということですね。
なお、同委員会に提出されたSG6会合報告書によると、バチカン市国は「HFサービスに頼っており、この問題に重大な危惧を感じている」旨、SG6会合において発言しており、カトリックの総本山としてもPLCへの懸念を表明しています。
02:37:06 -
jr9mfk -
BPLは光ファイバの普及促進と利用料金引き下げを間接的に促す「当て馬」なのでしょう。名前が「アクセス系」を目指していることを如実に表しています。PLCもしくはPLTのほうがより一般的なのに,敢えてBroadband over Powerlineとしている点からも分かると思います。競争相手がいなければファイバ利用料金も高いままですからね。であれば宅内系にFCCが関心がない理由がよく分かります。
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2006-05-24
実験施設に免許
今日は。
表題の通り、新たな実験施設に免許が交付されています。
詳細は
総務省近畿総合通信局の公式発表をどうぞ。
2006-05-23
ありゃ?厳しくなっちゃったけどねぇ。再検討する方がいいですよ。
外国出張の関係でしばらく浦島太郎だったのですが,
規制値をさらに厳しくするという記事が。
PLC研究会では研究会許容値に対する数々の問題点を指摘した1300ものパブリックコメントを蹴散らし,問題ない,問題ないの一点張りで押し通したのに,あっさり結論を変えるんですか。ふぅぅん。何を今更。
座長達が間違っていたのだから,再検討すると宣言すると良いと思います。あるいは責任を取ってCISPR委員会も辞職するなどしないといけないでしょう。
<5月24日追記>
日経コミュニケーションの記事担当がいつもの方ではなくデスクになっています。編集部内で何かが起きていると思われます。
2006-05-19
今度は九州
今晩は。
九州で実験が行なわれます。詳細は
総務省九州総合通信局の
公式発表をどうぞ。
ゼルライン・ジャパン 24MbpsのPLCチップを第3四半期に発売へ
韓国の高速電力線通信(PLC=Power Line Communication)用LSIメーカー、ゼルライン社の日本法人である株式会社ゼルライン・ジャパン(本社:東京、以下ゼルライン社)は、24Mbpsクラス高速PLCチップ「XPLC23」の販売を、2006年第3四半期に開始すると発表した。
販売代理店はPALTEKとなります。
詳細情報はこちらです。
2006-05-17
今度は関西
今日は。
さて、またまた新たな実験に免許が交付されています。
詳細は
総務省近畿総合通信局の公式発表をどうぞ。
ドイツ・マンハイムでもNB30を大幅に超過する障害
ドイツDARCのレポートによると,マンハイム市で展開されているPLCにより短波放送やアマチュア無線にNB30を越える大きな障害が生じているとのこと。原文はドイツ語です。
2006-05-15
短波帯PLC実験に免許
今晩は。
表題の通り、実験施設に対して免許が交付されています。
詳細は
総務省関東総合通信局の公式発表をどうぞ。
20:13:03 -
ISHIZAKI -
この実験もM社,P社,L社の合同ですし,期間も短い。22日のCISPR委員会にあわせて測定でもしているような気がします。
推進側だけで非公開で測定した結果で委員会を推し進めようとしたら逆効果ですね。
さあ、ここで問題です。
日立でテストしている装置はどこで製作したのでしょうか?
そして製作したときにどうやって動作確認したのでしょうか?
もしかすると無許可で電源に接続したと言うことではないですか。
はいそれは違反です。違法な行為で製造された機器で測定した結果を公式に認める総務省という図式が出来てしまいました。
そう、無線機はダミーロードも電波暗室も使えますけれど、PLCは大変。だって電源すら入れないれないですから。
もしも電波暗室内で発発を使えば大丈夫かも知れません。
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2006-05-13
CISPR委員会 高速電力線搬送通信設備小委員会(第4回)の開催
開催は5月22日だそうです。案内のページは
こちら。傍聴できます。
日時 平成18年5月22日(月) 14時00分?
場所 経済産業省 別館(千代田区霞が関1?3?1) 8階 825会議室
議題(予定)
(1) 前回議事録(案)について
(2) 漏えい電波の強度等の測定結果について
(3) 高速電力線搬送通信設備に係る許容値及び測定法について
(4) 報告案について
(5) その他
測定結果って公開で測定した結果??非公開じゃ信頼性ゼロなんですけど。
01:49:07 -
ohishi -
どうせ、2mのツイスト線にフェライトやセンダストを100個くらい巻きつけた結果じゃないですか?フェライトやセンダストの個数は規定にありせんからね。
公開測定は必須でしょう。
そこまでやるなら同軸ケーブルか同軸管でやったほうが話が早い。そんなに漏れ=損失が恐ろしければお手上げすれば。
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2006-05-10
安倍官房長官、短波放送「しおかぜ」への妨害を批判
安倍官房長官は9日の会見で、短波放送「しおかぜ」(
関連サイト)に対する妨害を批判しました(
TBS、
産経、
毎日、
朝日、
読売、
日経)。
ITU無線通信規則(RR)
第15条第VI節では、有害な混信に対しては送信局を管轄する主管庁が主体となって解決を図ることになっています(RR15.32、15.34、15.39)。つまり、RRに基づきA国がB国に向けて放送しているとき、B国が自国民に聴かせたくないからといって妨害電波を出すのは国際的に違法で(民間が妨害電波を出すことを容認するのも同じ)、A国はB国に対し妨害をやめる(民間にやめさせる)よう求めたり、それでも解決しなければ国際社会(ITU)に解決を求めることができます。
「しおかぜ」の送信局を管轄しているのは日本ではなく、官房長官はRRとは無関係に拉致被害者の観点で批判したのでしょうが、外国からの日本向け短波放送がPLCにより有害な混信を受けた場合、「在日○国人に母国の情報が届かなくなる」とか、「××教を日本に普及させることへの妨害だ」とかの理由で、送信国からRRに基づき抗議を受ける可能性は十分ありますね。
《2006-5-13追記》
毎日は
続報しました。
00:19:41 -
jr9mfk -
同じ観点で書き込もうと思っていたら先を越されてしまいました!さすがは,jr9mfkさんですね。
PLC研究会でも,RR15.32,RR15.34の件(外国からの放送に障害を与えた場合は,RRに基づいて障害を解決する)が指摘されていました。でも座長以下には何のことか分からなかったのかもしれません。もしかしたら電波環境課も理解していないかもしれません。
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2006-05-09
802.11n利用に向けた5GHz帯の技術検討,総務省で始まる
紹介記事は
こちら。総務省情報通信審議会 情報通信技術分科会 5GHz帯無線アクセスシステム委員会作業班で検討が進んでいるそうです。
9月の答申を目指しているそうです。PLCの『実用化????』も,偶然ですが,9月と言われていますが,どちらのゴーサインが早く出ますか。
どうやら経産省と総務省がジョイントで進めている
情報家電ネットワーク化に関する検討会とも関連があるようにも思えます。こちらの
検討会で考えているネットワーク構築手段にはPLCは含まれていません。
何時まで実験?
今晩は。
またまた実験施設に対して、免許が交付されています。
詳細は
総務省関東総合通信局の公式発表をどうぞ。
20:15:16 -
ISHIZAKI -
P社,M社,L社による8日から11日あるいは12日までの実験(たぶん合同実験)で,いったい何が分かるのでしょうね?
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CISPR委員会(3月6日)の議事録公開
情報通信審議会 情報通信技術分科会
CISPR委員会 高速電力線搬送通信設備小委員会(第2回)と
CISPR委員会(第17回)の議事録が公開されています。
無線に対する障害を懸念する委員からの意見を無視した様子がよく分かります。
2006-05-08
PLC信号による放送波の妨害の様子を実感できるサイト
5月6日にjr9mfkさんが紹介していた欧州放送連合(EBU)でのxDSL/PLTの干渉レベル検討用ポータルサイトですが,ここでおもしろいシミュレーションを実行することができます。放送波にPLC信号を重ね,どの程度のPLCレベルなら聴取に問題がないかを実感できるものです。
ここがポータルの入り口で,シミュレーションの説明などへのリンクがあります。
シミュレーション本体のURLはここ。PLCからの信号が相当低くないと,とてもではないですが,放送聴取に大きな問題が出ることが実感できますよ。
14:56:48 -
ohishi -
ご存知と思いますが、昨年の研究会においても、短波放送へのPLCモデムからの妨害を、電波状態(GTEMセル使用)にて放送受信電界強度 40dBμV/mと 30dBμV/mの場合に対して D/Uを 2dBステップで変化させて受信音を測定してます。音のデジタル記録も行い 24名の被験者による主観テスト(5段階評価)もやってます。
データも残っている筈です。
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2006-05-06
推進派が反対派を説得????
少々古い記事ですが,
4月14日付けの日経コミュニケーションEXCLUSIVEにある記者の本音をご紹介します。読者限定サイトとのことですので,アクセスできない方もいらっしゃると思いますが,ご了解ください。
記事の中程に,こんな記述が・・・
==引用始め==
メーカー各社には,強硬に反対派を説得し,押し切っただけの気合を商品開発でも見せてほしい。それこそが,反対派に対する礼儀ではないかと思います。
==引用終わり==
PLC推進派各社が反対派を説得した事実はありません。(強硬に説得という日本語はおかしいですね。そういうのは,例えば強要と言うのではないでしょうか。)政治家を通じて無理を押し通したという事実は存在します。そんな推進派に「礼儀」を求めるというのもずいぶんおかしな話ではないかと思います。
また,おかしな記述は,CeBIT2006に出かけた取材記者の予想に関する記述にも・・・
==引用始め==
取材に行くと決めてから会場へ行くまで,正直なところ「電力線通信関連で大した製品は出展されていないのではないか」という不安を抱えていたからです。<中略>しかも,電力線をアクセス回線として展開していたスペインの電力会社エンデサが,通信子会社を売却したのに伴って,電力線通信事業から撤退するというニュースも耳にしていました。欧州では,もう導入の機運が盛り下がっているのではないかという気持ちがありました。
ですが,その考えはあっさりと裏切られました。イーサネット・アダプタやUSBアダプタ製品は,予想通りバリエーション豊かに展示されていました。
==引用終わり==
記者の正直な記述なのかもしれませんが「予想に反してバリエーション豊かに・・」と書いてくれていたほうが,素直に読めたように思えます。
<追記>
欧州ではもうアクセス系が普及する見込みがないとPLC推進企業も分かっており,ホームネットワーク市場『しか』生きる道がないとしています。だからこそ最後の賭けとして,宅内系PLCモデムをたくさん展示していたのです。これは,日経BP誌の取材能力を超えた情報だったのかもしれませんね。
17:11:39 -
ohishi -
日経Cさんは、身内の説得をしたらいかがかな???「強硬に反対派を説得し,押し切っただけの気合」が、
http://blog.radionikkei.jp/... には、まったく見られませんが...当該サイトは、ますます、自己防衛意欲を研ぎ澄ましているように見えますが...いい加減、社内整理くらいキチンとしたら??
ああそうか。最初に「メーカー各社」と逃げを打ってありますね...と、なると、他人から見て自分がどのように見えているか「魔法の鏡」をお使いになってみた方がよろしいかと思いました。
コメント追加:
文章において「機運が盛り下がっているのではないかという」というくだり、「機運が盛り下がる」って、正確な日本語なのでしょうか??読んでいて非常に違和感を感じます。小学生のいい加減な文章以下と思います。
同様に、「ですが,その考えはあっさりと裏切られました。イーサネット・アダプタやUSBアダプタ製品は,予想通りバリエーション豊かに展示されていました。」考えがあっさりと裏切られたならば、ohishi様のご指摘通り「予想を裏切って」という表現にしなければならないと思います。
この程度の日本語管理能力しかない会社なのかと思います。大したものですね。根本的なレベルの低さを感じます。仮に、職員のレベルが低くても、それを会社の文章として公表させたのは、管理職と経営者の責任かと思います。
もっとも、私もそれほどレベルの高い文章は書けませんが...「機運が盛り下がる」はあまりにひどいと思います。
少なくとも、インターネットにおける素人書き込みと、会社を代表して文章を出すのは、違うかと思います。苦笑。
この記事を掲載した会社の「デスク」が書く文章も結構日本語としては酷いですから,一記者の書く文章をチェックできるかどうか・・・
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Panasonic, SONY等ETSIでPLCと短波放送の共存を検討
欧州電気通信標準化機構であるESTIに開設されている
PLTポータルサイト内を見ていました。すると,2006年3月21日に開設された新しいWork Itemのページを見つけました。この
WIのタイトルは," PowerLine Telecommunications (PLT); Coexistence between PLT Modems and SW Radio broadcast "。WIのScopeは, Mechanism to avoid possible coexistence difficulties between PLC and SW Radio broadcast。そして参加メンバーは Sony, DS2; Thomson; Sagem; Panasonic となっています。
WIのロードマップによると,2007年3月31日までにPLCと短波放送間の共存の困難さを解決する機構について何らかの結論を得たいとしています。
15:12:09 -
ohishi -
ETSIにもBROADCASTというグループがあるのにPLTだけで進めていること、放送事業者の参加が得られていないことから、このままの枠組みで進めれば1年を空費するだけかと。
ま、放送事業者の参加すら得られない状況なのかもしれませんけどね。
ちなみに、欧州放送連合(EBU)でのxDSL/PLTの干渉レベル検討は今も進行中です。
http://www.ebu.ch/en/techni...
jr9mfkさん。よいサイトをお教え頂きありがとうございました。主観試験をWeb上で試すことができるサイトですね。NB30でも短波放送が全く聞こえない様子が実感できました。EBU提案ならば,背景ノイズが多少乗るものの放送内容の聴取には問題ないと思います。EBU提案の理論的説明もきちんとしているし,非常に有用な情報でした。
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2006-05-05
オーストリア主管庁が公開した実際の音
2006-04-22にも紹介しましたが、オーストリアの電気通信主管庁である運輸・技術開発省は電界強度測定値だけでなく、実際に受信した音も
公開しています。その後4月27日にもアップデートされました。
ちなみに我が国の
平成15年省令改正では、「実験結果の公開や研究開発等を通じて実用上問題がないことが確保されたもの」が活用検討の前提だったはず。
実験結果として「実際の音」を公開せずして、実用上の問題がないことをどう確認するのでしょうか?
2006-05-04
ETSI、CISPR 22と同じコモンモード電流値での規格化を中断
欧州電気通信標準化機構(ETSI)では、有線電気通信網からの放射に関するETSI標準案に対し意見募集を行い(
2005-11-17既報)、その結果、11か国がCISPR 22と同じコモンモード電流規定値では標準化に反対と回答したため(
2006-01-22既報)、調整が続けられてきましたが、3月13日から17日まで開催された
ERM#28において
本Working Itemの検討を中断し、今後2年間掛けて見直すことを決めました。
総務省が昨年開催した研究会の報告書の値も基本的に同じでしたが、欧州でこの値は受け入れられなかったということになります。
00:06:41 -
jr9mfk -
基本はCISPR22と同等の値では無線業務の保護に不十分であるということですね。日本と欧州とで物理法則が異なるはずもないですから,日本でも無線業務の保護が不十分ということになる。もちろん,被干渉サイドが言い続けてきたことが正しいのですから。
ETSIの今回の決定理由を指摘されれば言い繕うことは不可能。この動きはCISPR委員会が「許容値」を見直すためのよい言い訳になるでしょう。意見聴取でミスが指摘されたから見直すのでは面子丸潰れ。でも,「国際動向との整合性を図るため」と言えば面子は保たれる。
中波規格を短波帯に持ち込むことのアホラシサを各国気が付いているというだけですね....で、その製品は中波帯だけを回避、使用しないという実に自己矛盾している製品であると....
ここで、日本が強行したら「日本の技術力はここまで低下したか」と、失笑を買い、日本製品の輸出に重大な影響を与えるかと....
それに規格云々言う前に、実際の音を聞いて「ダメ」ってなったかと思います。日本の態度の根本は、規格にとらわれ、実際の音を聞こうとしない態度こそ最大の問題かと....
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2006-05-02
電力線通信は不安定な伝送路
ソニーのテレビビデオ事業本部技術企画部担当部長が2006年4月15日号の日経コミュニケーション Exclusiveのインタビューに答えた際のお言葉です。詳細は同誌をご覧いただくとして,さわりをご紹介します。
===
規制緩和された後,当面は電力線通信モデムを当社のAV家電製品に内蔵する必要はないと考えている。地上デジタル放送のチューナーを内蔵したテレビにはイーサネット・ポートを搭載している。まずは外付けのイーサネット・アダプタを使えばいい。
家電製品へ内蔵する前に,電力線通信が不安定な伝送路だということをユーザーに理解してもらう必要がある。まずはパソコンの上級ユーザーらに使ってもらって,ノウハウを積んでもらいたい。Web上やパソコン雑誌などで使い方を取り上げてもらうことで,徐々に一般の人にも使ってもらえるようになるはずだ。
===
また,同誌には,PLC間の共存仕様策定を進めている3つの団体(HomePlug Powerline Alliance, Universal Powerline Alliance, CEPCA)のインタビューも載っています。UPAのchairmanであるフランスアイレボのエリック・モレール氏は,「通信方式では,スペイン・DS2,米インテロン,松下電器産業らが提案する方式が競合している状況にあるため,仕様の統一は難しい。だが,ユーザーの利便性を考えれば,どれか一つの方式を選択して相互接続性を確保すべきだと考えている。」と語っています。
統一しようという点では三者とも一致しているものの,どの連合も他の仕様と妥協を図る気配はないという状況。主導権を握ることが重要ですから,自ら妥協などという言葉は出さないでしょうけれども,各種仕様が乱立したままでは普及の足枷にはなりはしても普及促進には至らないのではないでしょうか。
2006-05-01
日経コミュニケーション書籍:PLCの全て
日本発のPLC活用書・どこよりも先駆けて発刊!と銘打った
日経コミュニケーション編集の「高速電力線通信のすべて」という書籍の予約が始まっています。発行予定日は6月20日。価格は・・・19,000円。300ページで約2万円は,高い!6月19日までの予約特価15,000円も,やっぱり,高い。部数が出ないと予想しているのだろうか?
15:01:03 -
ohishi -
日経ラジオ社が崩壊する話は、どのように扱って書いているのであろうか?
はっきりと、日経ラジオが聞こえなくなる旨、書いてあったらあったで笑うし、無ければ無いで、笑えますね。
そのように社内整理したか興味のあるところですね。
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