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2004-10-22
【WPC EXPO 2004】電力線通信対応のモデムがずらり
日経バイト記事。
「対策前を示した青い線に比べて、対策後の赤い線ではノイズが低減できているのが分かる(三菱電機の実験データ)」というが、対策後の赤い線では、対策前に比べ日経ラジオ社の9MHz帯あたりの周波数で20dB以上漏洩電界強度が増えているように見える。同じ「日経」でも、バイトはラジオの心配はしないわけね。
あ、ひょっとして日経ラジオ社の9MHz帯の放送波が潜在電界強度として受かっているのか? 「対策前」は第2放送(9760kHz)停波中に測定したとか。
Internet Watch記事。
「屋内でPLCモデムを利用した場合には、建物の外では漏洩電波が確認できないことがわかっている」というが、電気工事士による工事が必要なブロッキングフィルタを入れたんじゃないの? ブロッキングフィルタ挿入を前提とした機器を、工事の手間を嫌ってブロッキングフィルタのない環境で使われると危険。
posted at 01:54:04 on 2004-10-22
by
jr9mfk -
コメント
グラフを精読したのですが、これ低減と言えるのでしょうか?実用上問題ありと見ました。更なる改善を期待します。このままでは絶対に認められないでしょう。日本の技術力に期待します。伝送路の整合より、モデム自体の出力を下げて通信できる方策を探った方が解決が早いのでは?
WRC EXPOに行こうかと思っていたのですが行けそうにありません。でも日経に記事が出ていて参考になりました。三菱さんの低減実験ですが,注目すべき点は2点ですね。まず,使用帯域がかなり狭い。2-30MHzの延滞を使用しているのではない。15MHz近辺と20MHz近辺だけを使ったデータしか示していない。全体を使った場合はどうなるのかが知りたいですね。使ったら通信等に影響がでそうなので,帯域を絞ったのでしょうか?そして2点目は最大13dBの低減=20分の1になったということですが,これでは低減量は不十分。電力線の構成によっては低減量がどうなるのか,そういった点も示して欲しいですね。
誤記の修正です。WRC→WPC,延滞→全体。申し訳ありませんでした。ついITUのことが頭にあったのでWRCと書いてしまいました。税金など支払うべきものは延滞しておりません!
屋外では漏洩電界を確認できないと書いていますが,鉄筋が入ったコンクリートの建物ならば鉄筋によるシールドも期待できます。コンクリだけでも結構減衰します。でも,木造の建物の場合はあまり減衰しませんよね。
それに・・・あの測定法では正しい電界強度が測れているか?NTIAも指摘していますよ。
I am not one of those who think that the people are never in the wrong. They have been so, frequently and outrageously, both in other countries and in this. But I do say, that in all disputes between them and their rulers, the presumption is at least upon a par in favour of the people.
http://www.oliviagadamer.com
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