当初今年12月に終結する予定で、この9月22日にも「2005年末までに仕様を公開する」と発表していた(ニュースリリースは
ここから)欧州のPLC開発プロジェクトOPERA、
肝心な無線通信との両立性だけでなく、今年2月に予定していたアクセス系と屋内系との両立性の仕様すら報告できておらず、発表とは裏腹に年内終結が絶望視されていたところですが、11月11日伊リミニで開催された
Sinergy 2005においてPhase 2としてさらに2年間の延長を欧州委員会に申請したことを発表しました(プレゼンテーション資料は
ここから)。
これまでの2年間の予算2042万ユーロ(うち補助金900万ユーロ)の
プロジェクトの成果がこれで、延長なぞ認められるのかしら。
ETSIにおいても、
2005-11-17既報の電波放射のほか、
PLTそのものの標準化もまだまだ時間を要する段階で、欧州でも前途多難のようです。