月刊短波1月号でも報じられていますが、若干内容に誤りがあるようですので補足の上ここでも紹介します。
12月29日付け
DX LISTENING DIGEST 5-225へのCT4RK Carlos Mourato氏の寄稿によると、ポルトガルの電気通信主管庁ANACOMは、首都リスボン近郊Cacemにおけるアマチュア局CT4LAの干渉申告を受け現場に急行、ある会社がポルトガルに導入しようとしているPLCが干渉源であることを突き止めその運用を停止させたとのこと。
寄稿者は、PLCからの干渉への迅速な対応は各国主管庁の模範になるものと賞賛しています。我が国主管庁も、研究会第12回において、「PLCからの有害な混信に対しては電波法第101条で対処する」旨表明していますので、制度導入の折には期待したいですね。