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2006-01-26

PLCセミナー 3月に開催

日経コミュニケーションズ,松下など推進側が一致結束してセミナーを開催します。詳しくはこちら

日時:3月22日(水) 13-17時
場所:三菱ダイヤモンドプラザ
受講料:17800円(税込み)
     日経C 1年分(24冊)付き

講師:日経C 副編集長 前田 潤 (これを書いた人)
      推進派・反対派の落としどころ(?)を解説
    松下電器 有高明敏 (PLC-J A会員)
      HD-PLCの宣伝
    関西電力 橘 俊郎 (PLC-J A会員)
      FTTHとの補完について
    三菱マテリアル 岡本高史 (PLC-J B会員)
      ディジタル・オーディオとの関係
    情報通信総合研究所 大黒能寛 (PLC-J B会員)
      欧米の現状

果たしてどのような講演なのでしょうか?色眼鏡で見た内容でしょうねぇ。PLC-Jの会員+日経Cによる合同大会です。
<1月27日 PLC-Jの会員種別を追加>
尚,大黒氏はIT Proにこんな記事を書いています。もちろん聞き手は山根小雪ちゃんです。
<2月1日 予想通り,三菱マテリアルが話すことになった>

posted at 18:26:54 on 2006-01-26 by ohishi -

コメント

jr9mfk さんによるコメント

日経コミュニケーションも落ちぶれたものですね。抱き合わせ販売に頼らないと雑誌の売り上げが確保できないなんて。
http://www.jftc.go.jp/dokus...

そんなセミナーでも宣伝の機会として使わねばならない各社には憐憫の情すら覚えてしまいます。
2006-01-27 01:22:33

電子情報通信学会会員 さんによるコメント

 これまで、推進派は「ウソさえつかなければいい」で、来ていたものと思います。つまり、これまでダンマリをしてきたわけです。
 で、何だか規制緩和が来るようなので、しゃべり始める...のでしょうね。しかし、これだけの人間が、これだけの時間しゃべります。仮に販売開始するならば、これの100倍どころか10000倍しゃべらないといけないでしょう。そこで、論理矛盾を起こすと思います。ウソをウソで塗ったくってもハードウェアは正直です。誰の言っていたことが本当か教えてくれるでしょう。論理矛盾露呈の開会式と思います。多分、講演者の方々もお忙しい方たちだから事前すり合わせなどほとんどなしでしょうから、それぞれの理解の度合いによって、しゃべり方は変わると思います。
 違法行為か、ぎりぎりなのか、私にはわかりませんが、そういったウサンクサイ雑誌の主宰する講演会がPLC実用化の船出には、ふさわしいと思います。
 なお、実用化を想定している各社の機器類の仕様書すら公開しないで研究会が終了(あれを終了と言うのだろうか)するのですから、爆笑ですね。そういったレベルのお話かと思います。
 まあ、こういったことをいうと、話をすり替えて「日本が出遅れる」「ブロードバンドが...」「経済効果が....」で、本質論とは違った方向に話を変えるのが推進派なので、是非参加者の方々は見てきてください(聞いてかな)。ついでに、「流れ」が合言葉のようですよ。それも聞いてきてください。
2006-01-27 23:04:00

jr9mfk さんによるコメント

「流れ」って、落ち着いて考えれば、漏洩電波低減は予想以上に困難なことがわかったので実用化は慎重に考えようというのが世界の流れですよ。JEITAしかり(2005-11-18既報)、CISPRしかり(同)、豪(連邦の主管庁)しかり(2005-11-26既報)、韓国しかり(2006-01-08既報)、オーストリアしかり(2006-01-17既報)、欧州ETSIしかり(2006-01-22既報)。政府首脳がのめり込んでしまったため後に引けなくなってしまった米と豪タスマニア州がむしろ例外です。

そういや、総理がのめり込んでしまったために不正な株取引を金融当局が告発できなくなってしまったなんて事例もどこかの国にありましたなぁ。
2006-01-28 00:23:01

電子情報通信学会会員 さんによるコメント

 「流れ」はその通りですね。ただし、その反対に考えている人もいますね。
 それこそ、推進派の皆様は、大得意の「海外では..」って点をキチンと見るようになればいいですね。

閑話休題

 本コメントを見ている人に再度強調します。

 推進派は、本論(PLCを接続した電灯線からの放射電界)なると、話を必ず、すり替えます。それは、
・海外でもやっている..
・ブロードバンドが...
・経済効果が...
・日本企業が出遅れる..
です。そこに話を全てすり替えます。面白いですよ。ウルトラスーパーワンパターンです。それを50オヤジがやっています。超一流企業勤務、年収2000万円クラスの方々が...

 そもそも、研究会は「短波帯との共存」のみを話をするのでしょう(パブリックコメントその他から)。つまり、
・医療機器への影響
・ケーブルテレビが短波帯を利用するためPLCから妨害を受ける
・ADSL2+などでPLCから妨害を受ける
・空港・航空関係者の空港と航空機内でPLCを規制すべき
等の指摘を無視しています。と、いうか、検討しないレベル(低いといっていいのかな、かつ、視野の狭い)の研究会ですね。

 そこを、
・経済効果(こんなもんあるのかなあ)
・国際競争力(かえってバカにされる)
・外国では...(撤退だけどね)
 の話にすり替えてきた、だけの連中ですね。

 要は、漏洩電磁波に関し、まともな意見を言うと、・経済効果その他に置き換え反論します。そして、研究会のタテマエである「短波帯との共存」は、「パソコンと同じ」(つながっているケーブルは全然違うけどね)...で、来ています。で、研究会様は、日本国政府のやっていることなので、絶対的に正しい....と。

 そこさえ理解すれば、わかりやすいセミナーですね。
2006-01-28 19:24:31

jr9mfk さんによるコメント

そういえば、ITU-Tで有線通信(PLCもADSLも含む)のEMCを所掌しているSG5の先月のジュネーブ会合では、宅内電気機器からADSLへの電磁干渉を問題とする文書が2か国から出たそうです。

あくまで、「宅内電気機器から」であってPLC→ADSLではないようですが、PLCが導入されれば同じ問題が起き得ることは当然認識の上議論されているでしょう。

それなのに、その報告のあった国内委員会でCIAJ(ジュネーブに代表を派遣していない)からは、その委員会とは無関係なITU-R SG6での短波放送への干渉基準の新勧告案を問題視する発言ばかりだったとか。

よそのSGの指摘してる余裕があったら自分の所掌SGの足元を固めないと、PLCの導入なんてとても不可能でしょう。短波放送を敵に回したところで日本国内から国内向けの放送を行っている事業者は1社しかありませんが、ADSLを敵に回すと事業者数は多いですよ。
2006-01-28 20:23:13

電子情報通信学会会員 さんによるコメント

 CIAJの発言はhttp://blog.radionikkei.jp/...
を、意識しているのでしょうね。そもそも、自分らがどのような座標軸にいるかすら勉強せずにいるのかなあ???勉強していないのでしょうね。

 政府間国際条約のITUをキチンと勉強せずして、(色々な思惑が当然入って作られる)民間機関のCISPRを持ち出すところからして、面白いと言うか....ズレテイルというか.....

 ××を相手にするのは、入口からして間違っていますね。

 次の入口論ですが、今回も、そもそも電波法において、いっぱい複数ユーザがいることろで、SN比のNを、「合法的に」上昇させろって、過去例を見ない、悪質な要求を受けているというか、しているってことを、推進派、慎重派とも再度認識して、議論した方が、双方のためになろうかと思います。

 総務省電波一家の根本にかかわる話かと思います。SN比のSを上げさせてくれっていうのとは(出力、空中線形式その他)とは、根本的に違いますね。

 そういった意味では、面白いと言うか特殊な話と思います。もっとも皆様がそこまで理解しているとは到底思えない展開ですが....  苦笑
2006-01-28 21:14:24

jr9mfk さんによるコメント

国内短波放送事業者が1社しかないといえども、その1社に脅威に感じているからこその発言なのでしょうが、ITU-T SG5に対応する国内委員会にこんな人材しか出せないんじゃ、我が国の情報ネットワーク産業もその程度と言うことでしょう。他分野は置くとして、有線通信のEMCで我が国産業界がイニシアチブを取ることは無理ですね。
2006-01-28 22:03:09
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