HF-PLC Watching Site
Jump to navigation
2006-11-21
厚生労働省「PLC機器の運用に伴う医療機器への影響は否定できない」、都道府県等に通知
厚生労働省は11月9日、「PLC機器の運用に伴う医療機器への影響は否定できない現状」として、型式指定申請者からPLC購入者等への周知するよう行政指導を総務省に依頼するとともに、各都道府県、医薬品医療機器総合機構、日本医師会、日本医療機器産業連合会等に対しても通知しました
(
三重県薬事工業情報提供システム、
奈良県福祉部健康安全局薬務課サイト(pdf)に都道府県あて通知全文掲載)。
医療機器を使用する患者及びその家族の側も、PLCに起因する健康被害を受けないよう十分な注意が必要ですね。東電や九電が実験していた集合住宅の場合、患者の自宅ではパソコンやデジタル家電がなくPLCを使わないとしても、ほかの居宅と同様に親モデムからの信号が届きます。
なお、松下電工は日本医療機器産業連合会傘下の日本ホームヘルス機器協会の正会員です。
posted at 19:06:13 on 2006-11-21
by
jr9mfk -
コメント
厚生労働省から総務省へ要望という形であるものの、縦割り行政の日本において横に飛んできた以上「上の決定に従っただけ」とは逃げられなくなりましたね。
たしかにこれは、「指導するように依頼」し「協力を求める」というものだから何の拘束力もありませんが、明文化されて総務省に突きつけられたという事実がある以上、事故や健康被害などに発展した場合、PLCの装置を作ったメーカーだけでなく総務省自身に矛先が向きますね。
松下グループの社員や家族で医療器械の世話になっている人が皆無とは思えません。最悪ファンヒーターと同じように「PLC機材の回収の協力とお願い」のCMを打たなければならなくなるのに、現状は「行け行けドンドン」ですからなぁ。
新製品の発売前にこのような通知を出すのは異例だと思います。医療機器への影響は,即,人命を失うことに繋がりかねません。総務省令を満たしているからなんでもOKということではなく,医療機器への影響を長い時間をかけて調査し影響がないことを確認してから発売するべきです。
強引に進めると,とんでもないことが起きかねない。
<追記>2005年9月27日に本件を指摘しています。
http://hfplc.dip.jp/index....
あれっ、PLCの応用として、在宅医療とか
宣伝してた企業がありませんでしたっけ?
何でも、無線LANは情報強者しか使えず、PLCは情報弱者でも使えるとか。
トイレに入ってる間に、脈はかってくれる
んでしたっけ:-)何のためにやってるんだか。
在宅どころか,医療機関IT化の手段として提案していた企業もありました.
去年の研究会のことです.
我が家の在宅医療機械については、
「悪い影響が出ることはないであろう」
とのコメントがいただけました。
予想通りでしたが、それでも「問題は発生しません!」とまでは言い切っていただけませんでした。
何を根拠として、そのように答えられたのだろうか?そう思いこめば、気が休まるからか。
コメント7件(追加)
コメント追加
たしかにこれは、「指導するように依頼」し「協力を求める」というものだから何の拘束力もありませんが、明文化されて総務省に突きつけられたという事実がある以上、事故や健康被害などに発展した場合、PLCの装置を作ったメーカーだけでなく総務省自身に矛先が向きますね。
松下グループの社員や家族で医療器械の世話になっている人が皆無とは思えません。最悪ファンヒーターと同じように「PLC機材の回収の協力とお願い」のCMを打たなければならなくなるのに、現状は「行け行けドンドン」ですからなぁ。