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2005-03-23

規制改革・民間開放の推進に関する第1次答申(追加答申)

規制改革・民間開放の推進に関する第1次答申(追加答申)(平17.3.23規制改革・民間開放推進会議)。平成17年度中に検討・結論と、「2005年中」に比べ時間的目標をやや先送り。ただし、「屋外においても使用可能となれば、利用者の選択肢拡大につながる可能性があると期待」と書いたのは衣の下から鎧が覗いたか。

もっとも、PLC-Jも「同一敷地内の建物間」という“屋外”を総務省への要望(pdf)に明記しており、従来から覗いていたともいえる。屋内限定では済まないと考えるべきだろう。

posted at 23:44:01 on 2005-03-23 by jr9mfk -

コメント

ohishi さんによるコメント

技術面の検討をおろそかにして政治決着を図ったが故に引き起こされた悲しい出来事を,日本はイヤと言うほど経験してきた。先日長崎に行っていたのですが,車窓から見えた諫早湾閉め切り堤防は日本人の愚かさの象徴のように見えた。次はPLCなのだろうか?先日米国出張の帰りに"From Flight Deck"という機内オーディオ番組を聞いていた。単にコクピットで交わされる地上との通信が聞こえるだけなのだが,VHFでは通信できない太平洋上でも短波では通信できていた。安全を確保できる唯一の通信手段を奪ってでも,「カネ」という悪魔に魂を売り渡すのであろうか?人間というのは愚かな存在である。やはり絶滅するしかないか・・・
2005-03-24 14:12:26

石崎 亮史朗 さんによるコメント

誰かの命を引き換えにしないと、判らないのでしょうか。日本人という人種は・・・・。
2005-03-24 21:25:48

Toru K さんによるコメント

PLCについては技術的開発の本旨に一度話を戻すべきと考える。他の機器と異なり一度電源が入れば24時間365日ノイズが放射され続ける、またユビキタスの考え方ならば、誰でも何処でも使える、という特質を鑑み、出来る限り微弱なモデム出力で情報交換が可能なシステムを開発すればよいのである。PLC?JのWeb頁では漏洩電界強度の低減の説明が掲載されていたが、その努力は買うにしても、モデム自体の出力を更に低減し、少なくとも壁を隔てた隣家で短波ラジオやアマチュア無線の運用に影響が無いレベルに抑えるのが筋である。散歩のときの鼻歌は構わないが、家の周り中で365日ハミングされたら基本的人権の侵害となる。PLCも然り。訴訟等で人生の無駄な時間を浪費するのは避けたい。技術的に駄目ならば駄目と結論づけるのが我が国行政として正しい。更なる技術開発に期待したい。
2005-03-25 08:26:02

Toru K さんによるコメント

もう一つだけ。微弱無線局の44dBuV/mを基準値として考えるのは間違いである。微弱無線局は、その前提として、既存の放送や通信に影響を与えない限りにおいて、当該電界強度の送信設備を自由に使用して良いという規定である。一般の場合、ワイヤレスマイクにしてもFM放送で使用されていない周波数を使うから混信が起きず使えるのである。もし放送と同一周波数に合わせて微弱電波を出したら放送は全く聞こえなくなる。短波帯は事実上、空き周波数は皆無に近い。無線従事者免許が無い一般の人々が安心してPLCを使うには、あらゆる状況に於いて既存の通信に影響しないことが要求される。従って10m程度の至近距離において高感度の短波受信機からノイズが聞こえるようでは論外である。航空機内でPLC入りのパソコンを動作させてしまったら、どうなるかを良く考えて頂きたい。万が一、PLCにより死傷事故が起これば総務省担当者の刑事責任は免れない。となれば、寧ろデジタル化で空き周波数が出来るVHF帯でユビキタス通信を行った方が良いのでは、ないだろうか。
2005-03-26 10:10:55

jr9mfk さんによるコメント

「規制改革・民間開放推進3か年計画(改定)」として、答申の文章のまま3月25日付けで閣議決定されました。
http://www.kisei-kaikaku.go...

(分野別各論)(PDF:194KB)参照。
2005-03-26 13:34:56
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