北大西洋条約機構(NATO)の研究技術機構(RTO)は、PLTに関する
技術報告(pdf)を公表しました。
英国やドイツでの実測値を基に、1970年代の米国での測定に基づくITU-R勧告P.372-9に示された環境雑音の値は欧州ではいまだ適切であること、無線通信やCOMINT(Comminication Inteligence;通信傍受による情報収集)の確保のためには、同勧告の"Quiet Rural"(静穏な田園地域)の値より1?10dB低いレベルでの規制が必要なこと、PLTはxDSLに比べ多大な混信問題を引き起こすことなどを主張しています。