スイス主管庁であるOFCOMは,5月1日付けで
スイス国内で実測を行った結果を公表し,アクセス系・宅内系のいずれも場合も,PLCを使用した場合の漏洩電界強度はドイツのNB30を大幅に超過することを報告し,PLC機器が欧州EMC指令を満たさない疑問があると述べています。
また,この測定結果に基づき同主管庁は,
OFCOM Infomailing No.16(仏語)(英訳はこちら)で,妨害を受けた無線業務の周波数帯域をノッチすることが有効で,被妨害無線機器を中心として半径100m以内に存在するPLC機器にノッチを適用することが必要とし,解決できない場合はPLC機器の運用を停止する必要があると結論しています。
PLCを使用すると大きな漏洩が発生することを証明する実測データが各国で次々に得られています。